井戸水と山水で育った私

私が、高校卒業まで過ごした場所は、人口3000人弱の小さな町でした。周りは、田畑に囲まれ、娯楽などない、農村地帯でした。

私の実家には、井戸があり、井戸水で生活をしていました。また、山水も飲むことができました。水道の水をそのまま飲んで育ちました。

そんな私も大学生となり、親元を離れ、一人暮らしを始めました。まず、衝撃を受けたのが、水道水です。

カルキの入った水道水を飲んだのは初めてでした。不味くてびっくりしました。

水道水だけではありません。シャワーの水も、実家の水とは違い、戸惑いました。もともとアトピー体質だったのですが、アトピーが一気に悪化しました。

それから、シャワーの水はどうにもならないので、飲み水は、一度沸かしてカルキを抜いてから飲むことにしました。

それでも、あんまり美味しくありませんでした。田舎では、水ばかり飲んでいましたが、気づけば、麦茶を飲むようになっていました。

社会人になり、私に彼氏ができました。彼の家には、ウォーターサーバーが置いてありました。

聞けば、水道水を飲んだことがないと言うのです。私が、井戸水と山水で育ったことを話すと、目を丸くして驚いていました。彼には、想像できなかったようです。

私も水道水を飲まない彼にびっくりしました。しかしながら、いざ使ってみると、大変便利なことがわかりました。味も、水道水とあきらかに違います。

また、いつでもお湯が出るので、すぐにコーヒーやお茶が飲めました。私が、ものすごく感激していると、なんと、誕生日にウォーターサーバーをプレゼントしてくれました。彼のおかげで毎日美味しいコーヒーを飲んで出勤できるようになりました。

残念ながら、彼とはお別れしてしまいましたが、今も、ウォーターサーバーを見るたびに、彼を思い出してしまいます。

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